• ichikawavet

狂犬病ってどんな病気?

こんにちは! 先日、SNSで狂犬病が話題になりました。ご覧になった方もいらっしゃるかも? ところで、狂犬病ってどんな病気でしょう?名前から連想するのはワンちゃんが凶暴になってしまうような、そんなイメージ…? (私もこの仕事に就く前はそんなイメージでした)

実は狂犬病は、犬だけでなく、あらゆる哺乳類(もちろん人も)に感染します。 感染経路は感染動物の唾液。噛まれたり、唾液の付いた爪でひっかかれたり、傷口や粘膜を舐められる事で感染します。 海外では犬だけでなくアライグマや猫、コウモリ等から感染する人が多いそう。

潜伏期間は1週間未満から1年以上と幅があります(一般的には1~3ヶ月) 野生動物にも感染する事から、1度広まってしまうと発症前の発見、ウイルスの撲滅は非常に困難です。

初期症状は発熱や頭痛など風邪に似た症状、また傷口の痛み。 進行すると筋肉の緊張や痙攣、幻覚や恐水症状などが現れ、ほぼ100%死亡します。

私達にはあまり身近に感じられない狂犬病ですが、実は今でも世界では多くの国で感染が確認されており、毎年5万人以上が犠牲になっています。

日本では昭和32年の猫での発生を最後に、狂犬病の発生はなく、現在も世界的にも非常に珍しい狂犬病ウイルス清浄国となっています。 しかし、それ以前は日本でも多くの動物や人が感染していました。また、清浄国への道のりとしてたくさんの動物の犠牲も伴いました。 動物の犠牲と先人の努力で、現在の安全が確保された病気と言えます。

新型コロナウイルスを例に見ると解るように、人や動物の移動が世界規模となった現在、感染症が広まるのはあっという間です。 日本では狂犬病に対して厳しい検疫を設けていますが、何事にも絶対はありません。

また、狂犬病は法律でもワクチン接種が義務として定められています。大切なワンちゃんを守る為にも、ワクチン接種をしましょう。 (画像は狂犬病発生の分布図です。青い国が清浄国です)


閲覧数:10回0件のコメント

最新記事

すべて表示