- ichikawavet
熱中症に気をつけて
こんにちは。 梅雨入りを前にすっかり蒸し暑くなり、夏日が続いていますね☀ 暑くなってくると怖いのが熱中症です。 そもそも、ワンちゃんが熱中症になりやすいのは何故でしょう? 私たち人間は暑くなると汗をかいて熱を放出することで、体温を調整する事ができます。 しかしワンちゃんや猫ちゃんは汗を殆どかけない(体温調整の為の汗腺が、肉球や鼻にしかない)ために、発汗により熱を放出する事ができません。口を開けてハアハアと呼吸する「パンティング」により熱を放出しますが、これも発汗に比べれば微々たる効果です。 結果、体内に熱がこもり熱中症にかかりやすくなります。
また、人間よりも地表近くにいるので、夏の日中などは私たちが「暑い」と感じるよりも遥かに気温の高い中で過ごしていると言えます。(真夏のアスファルトは60℃近くまで温度が上昇するという結果も😖) 「ダブルコート」とよばれる被毛が二重になっているワンちゃんは熱がこもりやすい為、特に注意が必要です。 真夏が来る前に、ブラッシングでアンダーコート(フワフワした産毛のような被毛)を取り除いてあげましょう🐶 では、室内にいる事が多い猫ちゃんはどうでしょうか? 猫ちゃんの祖先は、砂漠で暮らしているリビアヤマネコ。なので、ワンちゃんに比べれば比較的暑さには強いものの、決して熱中症にならないわけではありません。 エアコンを切り、締め切った室内は湿度も高く熱中症になりやすい条件が揃っています。 特に、ノルウェージャンやサイベリアンといった寒冷地が原産国の猫ちゃんは細かく体調をチェックし、注意しましょう。